鴨川シーワールドと名古屋港水族館と須磨海浜水族園のシャチ


こんな記事を見つけた。

以下、2018年1月11日、中日新聞朝刊より抜粋

名古屋港水族館と三重大が全国初の人工授精によるシャチの繁殖に挑む。野生の個体捕獲は入手困難。

名古屋港水族館(名古屋市港区)と三重大(津市)は今年、シャチの人工繁殖に向けた全国初の共同研究に乗り出す。
和歌山県太地町の追い込み漁が国際的な批判を浴びるなど、野生個体の入手が難しくなり、国内の水族館からシャチが消える恐れが浮上する中、2020年までに基礎研究を重ね、中国の水族館との連携も視野に人工授精による繁殖の実現を目指す。

希少種のシャチは世界で米国や日本、中国など8カ国で計60頭が飼育されるのみ。国内では名港水族館と鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)の計7頭。いずれも3親等内の親族で繁殖は難しい。

三重大は16年12月、国内の大学で初めてシャチやイルカなどを研究する「鯨類研究センター」を設立。名港水族館の要請で今回、繁殖計画に参加する。

センター長で三重大大学院生物資源学研究科の吉岡基教授(鯨類学)によると、名港水族館の3頭のうち、雄のアース(9歳)と雌のリン(5歳)に注目。シャチは10歳ごろから性成熟期に入るため、今後、血液検査でホルモンの変化を調べたり、リンの卵巣の発達を観察する。名港水族館は、三重大の専門家の助言を基にシャチの生殖行動を解明し、具体的な繁殖計画につなげる。

新たな血統を得るため、名港水族館は15年夏に飼育技術で提携した中国・マカオ近郊の世界最大の水族館「珠海長隆海洋王国」(広東省)との協力も模索。海洋王国から凍結した雄の精子の提供を受け、名港水族館で人工授精に取り組むことも検討する。シャチの人工授精はこれまでに、米国の海洋テーマパーク「シーワールド」でしか成功していないという。

シャチはマイルカ科の鯨類で、北極や南極から赤道付近の海まで生息する。別名「サカマタ」。雄は体長6〜8メートル、雌は5〜6.5メートルほどになり、寿命は50〜90年とされる。母系家族で群れで暮らすことで知られ、国際取引はワシントン条約で厳しく制限されている。国内では学術目的以外の捕獲は禁止されている。


鴨川シーワールドの母体であるグランビスタは、神戸須磨海浜水族園で飼育展示及びパフォーマンスショーをやるシャチを
何処から調達するかという事です?

名古屋港水族館みたいに普通の展示ならともかく、全く新しい個体を調達しパフォーマンスショーをやるとなると
それなりの期間が必要になるはずです。

鴨川シーワールドのシャチのラビー、ララ、ラン、ルーナの何れかの個体を須磨まで移動させた方が手っ取り早いと考えるのは
経営側の一つの選択になるはずです。


新たな個体の捕獲が難しいとなると

鴨川シーワールド2頭 名古屋港水族館3頭 神戸須磨海浜水族園2頭になるでしょう

あくまでも推測ですが名古屋港水族館のステラ、アース、リンの3頭はそのまま
鴨川シーワールドのラビー、ララ、ラン、ルーナの4頭の中から2頭を
須磨へと移動するのが順当かと思われます

ラビーとルーナは親子なので引き離さないかと
となると、ラビー&ルーナのペアと、ララ&ランのペアという事になります
どちらかのペアが2024年早々?に須磨海浜水族園へと
移送される確率が高いと思われます



須磨海浜水族園にシャチが来る!
2024年春リニューアルオープンへと設計図が出来上がっています。


神戸市は市立須磨海浜水族園を含む須磨海浜公園一帯を再整備・運営する公募を行い、サンケイビルを代表とする企業グループを優先交渉権者に決めました。提案によると水族園を建て替え、公園内にホテルやレストランや海浜リゾートパークを建設するそうです。中心施設となる新たな水族館は、つながるエデュテイメント水族館がキャッチフレーズ。シャチスタディアム、イルカスタディアム、アクアライブの3棟で構成されるようです。延べ床面積は2万2271平米で現在の1,5倍。総水量は1万4528トンで現在の約5倍。総水量ベースでみた規模は名古屋港水族館に次ぐ全国2位となり、海遊館を抜き西日本最大の水族館で、鴨川シーワールドより、かなり大きい規模の一体型リゾート&水族館になります。

メインはやはりシャチパフォーマンスショーでしょう。
間違いありませんし、なんとなく鴨川シーワールドと名古屋港水族館を
参考にしているような青写真


sumaaq1.jpg


どうなる?鴨シーのシャチ達?


開業から50年を迎えた鴨川シーワールド及び鴨川シーワールドホテルは、施設の老朽化によりそう遠くない時期に必ずやってくる問題。
それは、施設を建て替えるのか?神戸の須磨水族館まで移動させるのか?どちらにしてもシャチ等の大型海獣は、どのような扱いになるのか?

鴨川シーワールドはシャチパフォーマンスショーで人を呼べるといっても過言ではありません。
鴨シーからシャチがいなくなったら普通の水族館。現在の水族館人気ランキング2位からも陥落するし、集客もかなりのマイナスになるのは間違いありません。実際に来館された方はお分かりでしょうが、鴨川シーワールドホテルを含め建物自体も相当古い。
なんたって50年前の設計ですし、改装はしているみたいですが、今の建築基準法には当然クリアできないと思われます。

鴨川シーワールドは1970年10月に、八洲観光株式会社によって開業。イルカやアシカなど海獣の展示飼育に力を入れ、猛獣とされていたシャチを飼育調教した。シャチ以外の海獣によるパフォーマンスショーもある。 開園当初からシャチの飼育は行っていたものの、マギー(雌)が1997年3月3日に出産したものの逆子のため僅か30分で死亡する。1997年10月5日に出産した第2子も当日に死亡し、マギーも2日後に死亡。 1997年にステラ(雌)とビンゴ(雄)の間で繁殖が確認され、1998年1月に第一子の出産に成功しラビーと名付けられて繁殖賞を受賞した。この快挙で鴨川シーワールドの知名度が上がり来園者数も大幅にアップする。 後に同じペアで2001年にララ、2003年にサラ2006年に死亡、2006年にランの計4頭のシャチ(全て雌)が誕生し、パフォーマンスで活躍している。また2008年10月には、10歳になったラビーと、推定23歳のオスカー(雄)との間に三世代目となる個体アース(雄)が誕生した。同ペアからは2012年7月にルーナ(雌)も誕生し、現在は4頭のシャチ(全頭雌)でパフォーマンスを行っています。










最新動画はここから